お知らせ・イベント
リーサス(地域経済分析システム)による鳥取県西部地区を中心とした経済動向を公表いたします。
米子駅周辺の人流についてはコロナウイルスの影響が出始めた頃から県内外からの流入が下降傾向にあり
その影響が続いています。GOTOトラベル等各種施策の影響により一時増えていますが再度下降傾向、ワクチン2回接種者が増えて再度増加に転じまた緩やかに下降傾向にあります。
県外からの内訳は島根県が圧倒的に多く次いで岡山、広島、兵庫、大阪となっています。昨年のゴールデンウイークは全国緊急事態宣言の影響で急激に低下その後も都市部の感染拡大に合わせ下降と上昇を繰り返しています。直近では緩やかに上昇傾向にあります。
県内の商品別売上動向です。昨年のマスク等の買いだめ騒動の影響で県内でも昨年5月頃に衛生用品が爆発的に売れています。今年に入ってからはスピリッツ(酒類)が売上を伸ばしています。これは居酒屋の時短営業により家飲み需要が増えた影響と考えられます。
夏ごろに少し落ち着いたものの直近では再度売上を伸ばしています。家で料理をする人が増えた影響かプレミックス(小麦粉等の総称)も増加傾向に
ありましたが直近は下降傾向にあります。
県内の飲食店の需要動向です。アジア料理、ファミレスがコロナ過でも増加傾向にありましたが今年の夏ごろから全てのジャンルで下降傾向にあります。直近は全てのジャンルで緩やかに上昇傾向にありますが昨年同期比には達していません。
飲食業界は今しばらく厳しい状況が続くと思われます。鳥取県のコロナ対策認証店制度の取得をご検討ください。
県内の職種ごと求人情報の状況です。突出しているのはナイトワーク(水商売)ですが短期的な雇用が多く急激な上昇と下降を繰り返しています。
直近ではアミューズメントや映像音楽関係の求人が昨年同期比を超えています。その他の職種については求人数は極めて少ない状況です。
県内の決済データです。消費先は県内のみではありません。コロナ禍により伸ばしているのはEC(ネット販売)です。しかし直近では低下傾向にあります。
県内宿泊者数動向です。昨年のゴールデンウイークに急激に低下その後GOTOトラベルの影響で昨年同期比を超える宿泊者数です。
今年に入りGOTOトラベルが休止になると急激に低下、その後県独自や市町村の施策により増加と下降を繰り返していますがそれでも昨年同期比を超えていません。直近も緩やかに下降傾向にあります。宿泊人数も一人客や二人客が多い傾向にあります。
県外からの宿泊者ですが大阪と兵庫の関西圏からが多い様です。こちらもGOTOトラベル等の各種施策に合わせて増加と下降を繰り返しています。直近では下降傾向にあります。